グリーンパークトライアスロンin加西~デュアスロン~


加西大会は、パラトライアスロンのPTWC(シッティング・座位・車いす)を含む全カテゴリーのエントリーを受け付けている全国でも数少ない大会です。今年は過去最多の13名のパラ選手が出場されました。

PTWC 2名、PTS2 3名、PTS3 1名、PTS4 1名、PTS5 2名、PTVI 4名

 

大会名:グリーンパークトライアスロンin加西~デュアスロン~

開催日:2021年9月26日(土)10:00~

開催地:兵庫県加西市

競技:ラン1.4km(1.4km×1周回)、バイク18km(9km×2周回)、ラン4.8km(4.8km×1周回)

 

今年の加西大会は、コロナ禍での開催のため、以下の対策を徹底した運営が行われました。

・参加許可選手は、大会開催日の2週間前から健康・行動チェックをします。

・参加選手全員に抗原検査を実施します。

・選手間の接触を避けるため、競技説明会は実施せず、オンライン競技説明会を行います。

・参加者及びスタッフは、当日の体温チェック、手指消毒、マスク着用をしています。なお、スタッフは手袋も着用します。

・接触をさけるため、参加選手にはQR Check-in(QRコード)による受付を行います。

・5秒間隔でスタートするローリングスタートを採用しています。

・参加選手の密を避けるため、バイクラックの間隔を広げています。

・エイドスタッフとの接触を避けるため、エイドでペットボトルを並べた支給の方法をとります。

・昨年までのふるまいや飲食ブースの出店は行いません。

・開会式、閉会式、表彰式は行いません。

・スタート前、ゴール後はコロナ対策スタッフが会場を巡回します。

・参加選手全員に抗原検査を実施します。

・沿道での感染対策として、スタッフがプラカードで観戦自粛の呼びかけを行います。

・駐車場に観戦自粛の看板を設置します。

長瀬 亜衣 選手(PTS4)

選手紹介

家族は5人家族。末っ子として、1987年に誕生。大阪在住。

仕事は事務職で、ソーシャルデザイン活動を推進しています。

(様々な社会問題=障がい者支援、子供支援、被災地支援など)

21歳の時に脳梗塞を罹患。リハビリの末、左半身麻痺と高次脳機能障害(感情失禁)が障害として残る。病気になる前に、父と一緒にトライアスロンに出場しようと話して、脳梗塞を発症する約二週間前に、グリンピア三木トライアスロン大会にエントリーをしていたのです。そして、「父といつかトライアスロンに」を目標にリハビリにのぞみ、脳梗塞発症後の長いリハビリを乗り越え、5年後に長年の夢を達成=家族・パラトラ仲間・友人とつかんだ、グリンピア三木ライアスロンの初ゴール!

普段、仕事が休みの週末いずれかは、家族にサポートしてもらい自転車を車に積んで、練習場所まで行き、練習しています。スイム(水泳)・バイク(自転車)・ラン(ランニング)を連続して行うトライアスロンのうち、私は自転車が一番楽しいです。爽快なスピード感に加え、機材を工夫することでハンデを小さくすることができるからです。また、当時のコーチからの勧めもあり、パラトライアスロンからパラサイクリングに移行した時期もありました。

パラサイクリングからパラトライアスロンに戻ってきた理由

・婦人科系の病気に罹患し、競技中に下腹部が痛くなることが増え、主治医と相談し、一旦競技から離れました。(現在は手術をして、ノープロブレムです!)

・トラックタイムを更新するのに夢中になり、必死で日本代表チームから離れまいと練習練習の日々で自分を見失いかけた=家族、友人、仕事など、大切な時間を割いてまで練習の時間に費やして、あるとき「自分は何をしたいんだろう」と涙が止まらなかった...と考えていた時、“楽しくトライアスロンをまた始めたい”と思い、当時からの良き仲間でありお母さん的な存在の恩人に相談。快くサポートしてくれると返事をいただきました。

加西大会レースレポート

充実感と楽しかった!しかないです。結果としては制限時間を超えてしまったけど、レース前に、「安全・笑顔」を常に心がけることがちゃんと出来ました!レース中は、悔しくて涙してしまう部分もありましたが・・・終わり良ければすべて良し(笑)な~んて(笑)

 

それまでずっとサポートしてくれたパラトライアスロン仲間、家族、友人、マーシャルの方々、練習施設の方々など、すべての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

スタート前、緊張してる?!

楽しそう~ v(*^^*)

大好きなバイクのスタート!

感動の涙でフィニッシュ!


今後の目標

これからも体調管理、健康安全第一に練習を楽しみながら、新しいことにもチャレンジし、今という時間を大切にしながら、どんなことにも柔軟に、年を重ねていきながらトライアスロンを楽しみたいです!

トライアスロンは誰でもいつでも楽しむことができます!

選手としてやってみたい方、ガイドやハンドラーとして選手をサポートしたい方、ご意見、ご質問、メッセージ等々お気軽にお問い合わせください。また、タンデムバイクの体験・練習をすることも可能です。事前にご連絡ください。参加者多数の場合はお待ちいただく場合もございます。

 

\(^o^)/一緒に楽しみましょう\(^o^)/