VTOの仲尾(京都府協会)です。

 

本日は、NTT西日本支援事業2020トライアスロンファミリーオンライン講座シリーズにご参加いただき、ありがとうございました。今回は「2021シーズンに向けた近畿ブロックパラ関係の取り組み」ということで、パラ関係のレース予定や練習会のスケジュール、各地域の競技団体での取り組みなどを紹介させて頂きました。

【パラ関係のレース予定】

最初に、パラの部が併設されている大会情報です。パラの部のすべてのカテゴリーにエントリーできる国内では数少ない大会のひとつでパラ選手の登竜門的な「長良川パラトライアスロン大会(8/1)」と近畿ブロックでは唯一すべてのカテゴリーに出られる大会「グリーンパークトライアスロンin加西(9/26)」の紹介がありました。どちらの大会も初心者にとって参加しやすい大会で、パラトライアスロンにこれからチャレンジされる方の目標にしてはいかがでしょうか。

 

その他の大会として「明石・時感動アクアスロン大会(8/29)」「潮芦屋アクアスロン(9/5)」があり、「スイムには自信あり、ランでは負けないぞ!」という方、是非参加してください。

【練習会の開催】

毎年、5月から9月まで月に1回の練習会を開催している「びわ湖パラトライアスロン練習会」の紹介です。この練習会の魅力は「スイム→バイク→ラン」を通しで、行えるところです。参加選手は横浜大会など、大会直前の調整に利用されているとの事でした。

 

また、水深が浅いスイムエリア、信号が1ヶ所のバイクコース(公道)、歩道を走るランコースなど比較的安全に練習ができる環境で、スタッフもやさしいので初心者にも参加しやすい練習会です。また、タンデムバイクの体験もできるとの事で、興味のある方はぜひ参加してください。

次に、本講座開催日の午前中に開催されたパラトライアスロンの体験会・練習会のホットな報告です。練習会場はアミティー舞洲の周辺地域で、車椅子カテゴリーやスタンディングカテゴリーの選手5名が参加。スタッフを含む全参加者は、練習会前に手指消毒と検温を実施し、バイクとランの練習会を行いました。その後、希望者にはスイム練習も行ったとのことです。また、ロードバイク初体験の初心者の選手も参加されたとの事です。「外出自粛などの影響で各選手は練習不足のような状態を感じた」と福嶋さん(大阪府協会)はお話をされていました。この練習会は2ヵ月か3ヵ月に1回くらいのペースで行っており、これからパラトライアスロンを始めようという方の入口的な位置づけで考えていると話されていました。

 

その他に各地域の競技団体の取り組みとして、兵庫県協会からは「体験用のタンデムバイクがあること」や京都府協会から「JTU認定記録会/京都府会場にパラ選手が参加される」との報告がありました。

【パラトライアスロンの機材貸し出し】

齋藤徹さん(東京連合)からパラトライスロンに使用する機材の貸し出しができることのお話がありました。イベント等で体験会が出来るようにパラリンピックサポートセンターの普及用機材をイベントなどに貸し出しするということです。(例えば、タンデムバイクやハンドサイクルなど)それから、イベント等で配布するパラトライアスロンガイド(サッシ)などの用意もあるので、是非活用するようにとのことでした。

 

【最後に】

この講座を通して、「パラトラってどんなもの?体験したいな」「パラトラをやってみよう」という方や、ガイドやSEAに興味をもってくださる方がたくさん増えることを願っています!