Q & A

お問い合わせいただく際によくあるご質問とその回答を掲載しております。ご参考いただければ幸いです。他にもご不明な点、ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。


Q1 〇〇県ではパラの選手の受け皿がまだなく、パラの方々もやりたいと手を挙げずにられるのだと思います。 〇〇県協会にパラの受け皿を作りたいと思っていますが、まず何から準備をしたらよいでしょうか?

A まずは体験会や練習会を単発で企画するのはいかがでしょうか?3種目すべて行うのはハードルが高いのでスイムorランのみでよいと思います。その時、ある程度のマンパワーが必要になってきますので、スイミングクラブやランニングクラブでパラ対応しているところを見つけ、ノウハウを学び、協力してもらうのもいいかもしれません。

 

また、一般クラブとのつながりや障がい者スポーツ協会との連携、練習会など企画のなかで、まずは1人でもいいのでパラトライアスロンにつながりそうな選手を見つけ、とことん関わりレースに導く。この地域にパラ選手がいるんだぞ!となれば、こまめに情報発信し続ける。そうすると自ずと次のステップが見えそうな気がします。

 

パラ支援は力を合わせる活動が重要です。様々な障がい者団体との連携、近隣他府県とも連携をして、活動情報を発信し続けることで、パラスポーツの普及発展につながることを願っています!


Q2 ブラインドの方のスイム練習はどのようにすればよいのかを教えてほしいです。視覚は少しある方です。ランニングはされていてスイムを始めたい方です。

A その方の水泳経験や見え方、見えにくくなった時期などさまざま要因がありますが、あまり特別な指導法があるわけではなく、水泳指導の基本は障がいの有無に関わらず一緒だと思ってます。

 

視覚障がいに配慮するという点では、

 

①視覚的な情報を言葉にする

・プールに不慣れであれば、プールの利用方法や施設構造についても初めはサポートがいる。

・どんな泳ぎかを言葉で具体的にフィードバックする。

 

②触覚にアプローチする(泳ぐ動きを実際に補助する又は触ってもらう)

 

とかを大事にしてたりします。

 

 あまり構え過ぎず、決めつけず、そのペアにあう形を見つけていけるといいですね!


Q3 視覚障がい者がトライアスロンを始めるのに初期費用はどれぐらい(金額)かかりますか?  

A もし、ゼロから用具を集めていくのであれば、20〜30万は必要かもしれません。大きな費用としてはやはりタンデムバイク(20万程〜)で、バイクの質にこだわると、どんどん跳ね上がっていくと思います。その他ではウエットスーツ(3万〜)、バイク関係備品(ヘルメットや必要であればバイクシューズ)の出費もあるかと思います。良いものを揃えだすと、どんどんお金は必要になりますし、もし周囲の方で、用具をシェアできたり、譲ってくれたりするのであれば安くつきます。

 

【レースに必要なもの】

□トライスーツ(トライウェア):レースで着用するウェア

□ウエットスーツ(スイム用)

□ゴーグル

□タンデムバイク

□ヘルメット

□バイクシューズ

□サングラス

□ランニングシューズ

□ゼッケンベルト

 

その他、レース出場において細かな準備はさらに必要かと思いますが、大きな準備としてリストアップいたしました。上記の情報は、これからレースをめざす選手の皆さまの現在の環境や目指すゴールにおいては個人差がありますので、何かご不明な点がありましたら遠慮なくご連絡いただければと思います。また、タンデムバイクは貸出しているところもあるので、地域のトライアスロン協会に相談してみるといいですよ!


Q4 パラトライアスロンの審判も活動をしていきたいと思ってます。今後どんな形で申し込みをしたらいいのでしょうか?

A 陸上や水泳は、日本陸上(水泳)連盟、日本パラ陸上(水泳)連盟と競技団体が分かれていますが、トライアスロンは分かれておらず日本トライアスロン連合の中にパラが含まれています。よって、大会はパラ独自というものではなく、一般の大会と併催されていて、審判員も同じということになります。パラカテゴリーのある大会が少なくパラの審判をする機会もなかなか少ないと思いますので、パラの練習会に顔を出していただけると大変勉強になると思います(見学という形でも大丈夫です!)。練習会については、ホームページやブログで随時更新しておりますので、どうぞご覧くださいませ。