パラトライアスロンとは?
  • 障がいを持った選手が、スイム(水泳)0.75km、バイク(自転車)20km、ラン(陸上)5kmの3種目(スプリントディスタンス)を連続して行い、総距離25.75kmの合計タイムを競うもの。
  • タイムにはスイムからバイク、バイクからランに移り変わる「トランジション」にかかった時間も合計タイムに含まれる。
  • 障がいの種類と程度でクラス分けがなされ、そのクラスごとに競技を行い、順位を競う。障がいの種類によって、大きくは「シッティング(座位)」、「スタンディング(立位)」、「ブラインド(視覚障がい)」の3つに分けられる。
基礎知識

 

1.シッティング(座位)

両足に障がいがある選手が該当し、バイクのパートではハンドサイクル、ランのパートでは競技用車いすを使用する。

 

ハンドサイクル

競技用車いす


2.スタンディング(立位)

四肢の切断や麻痺のある選手が該当し、ロードバイクの改造や、義手、義足の着用が許される。

ロードバイクの改造は、安全が保たれ、推進力を助長しない範囲で認められる。

 

片足を切断し、かつ、義足を使用しない選手は、残っている足の部分(断片)を支えるためのカップを装着を認められる。

義足を使用してのラン


3.ブラインド(視覚障がい)

視覚障がいのある選手が該当し、「ガイド」と呼ばれる伴走者1名が、レース全体を通して伴走する。

両者はスイム、ランのパートでは、ガイドロープで繋がり、バイクのパートでは、タンデムバイクを使用。

選手は、ガイドの声、気配、ガイドロープによって、進むべき方向などを判断する。

 

ガイドロープ

タンデムバイク


クラス分け
クラス エリート エイジ 障がい
シッティング(座位)

PTWC1    ↑重

PTWC2    |度

TRI1 両足の障がい

スタンディング(立位)

PTS2     ↑重

PTS3     |

PTS4     |

PTS5     |度

TRI2     ↑重

TRI3     |

TRI4     |

TRI5     |度

膝上切断などの重度の下肢障がい

脳性麻痺など

上肢の障がい

膝下切断など中程度の障がい

ブラインド(視覚障がい)

PTVI1     ↑重

PTVI2     |

PTVI3     |度

TRI6 完全な、あるいは部分的な視覚障がい

 

※エリートパラは審査が厳密なPTカテゴリーを用います。エイジパラは審査を取りやすいTRIカテゴリーを用いる大会もあります。エイジは、どのカテゴリーに該当するかは自己申告になります。

スイムエグジットアシスタント(SEA)

 

スイムの競技区間を終了した選手を水から引き上げ、プレトランジションエリアへの移動をサポートする人。下半身に障害がある選手に肩を貸したり、選手を抱えて移動用の車いすまで運んだりの補助を行う。

 


プレトランジションエリア

 

トランジションエリアへの移動に際し、ウエットスーツの脱衣や義足の装着、日常用車椅子への乗車を行うエリア。PTWC(座位)の選手は日常用車椅子をセッティングすることができる。PTS2~5(立位)の選手は義足および松葉杖を準備する。

 

プレトランジションエリアで左足切断の選手がスイムエグジットアシスタントにウエットスーツを脱がしてもらっている場面。この後、義足をつけてトランジションエリアに移動する。

 

ハンドラー

 

トランジションエリアで、ウェアや競技用具に関する支援を行う人。ウェットスーツの着脱やハンドサイクルへの乗降の支援を行う。

 


さらに詳しく知りたい方、興味がある方は、JTUパラトライアスロン・マニュアルをご覧ください。

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